企業情報

商号 株式会社エースベーキング
会社設立日 昭和 54年 7月 9日
代表取締役 吉田 哲也
本社所在地 〒452-0962
愛知県清須市春日社子地62番地
資本金 2,000万円
事業内容 食料品(菓子・パン)の販売
(株式会社エース・ブレッドが食料品の製造も手掛ける)
従業員数 73名

CSRの取り組み内容

 

エースベーキング配送車.jpg

取引先へのパンの配送車や営業車のバイヒューエル車(LPガスとガソリンのハイブリッド車)を導入している。現状、清須市の人口を上回る1日平均70,000食のパンを製造している事と、ガソリンの供給不足に陥りがちな災害時にも強いバイヒューエル車という輸送手段を持っていることから、同社と清須市は大規模災害事故発生時における食料及び生活必需品の供給に関する災害応援協定を締結し、日ごろから災害に備えている。

 



CSRに関わる経緯・動機

実は同社がバイヒューエル車を導入した当初のねらいは、ガソリン代など経費のコストダウンであった。導入過程で、ガソリン車に比べてCO2の排出量が少ないこと、災害にも強いことなどが分かってきた。

吉田本部長は中小企業家同友会などでCSRについて学び、地域の祭りに参加したりと同社なりに地域貢献の取組はしていたという。しかし、同時に「もっと食品会社ならではの取り組みや、エースベーキングだからこそできる地域貢献があるのではないか」とも考えていた。そんな折、環境に優しく災害にも強いバイヒューエル車のメリットを知ったのだそうだ。

さらに、同社は災害時に食料品を輸送できるだけではなく、工場が動けばパンを作ることができるほか、賞味期限の長い非常食用のパンも商品として扱っている。また、工場は清須市の避難所まで10分程度で行けるというアクセスの便利な場所にある。こうしたメリットを市にプレゼンし、災害応援協定を締結するに至った。

 

企業としてCSR活動を継続して成り立たせるには

「自社の得意なことを生かして、無理なくやっていくこと」と語る吉田本部長。わざわざ何か新しいことを始めずとも、本業そのものを地域に生かしていくことはどの会社にもできるのではないかと言う。「地域社会に貢献しているという意識が持てないと、社員も仕事にやりがいが持てないのではないでしょうか。企業がCSRに取り組むことは、社員にとって働いていて自慢できる会社になっていくことだと思います」。

また、防災に関しては一つの企業だけで継続していくことは難しいとも考えているそうだ。協定をきっかけにより行政と協働して意義ある活動をしていくことを大切にしたいとのことであった。

 

今後のビジョン

近々本社の敷地内にバイヒューエル車用のガスの充てん機を設置する予定である。会社のバイヒューエル車の燃料補給のほか、先々には災害時にはガスを使って炊き出しができる拠点としても利用できるようにする。

また、行政が主催する避難訓練などをはじめとする防災のイベントにも協力してゆき、自社で取り扱う非常用のパンなどの紹介もしていきたいと考えているという。

 

社員の声

市と災害応援協定を締結する企業は大手の流通業などが多く、地元の中小企業と締結することは珍しいという。災害応援協定の締結により社員には自信や誇りが生まれたと同時に、より地域に貢献する仕事をしていくという意識が高まったそうだ。