企業情報

商号 瀬戸信用金庫
会社設立日 1942年11月1日
代表取締役 水野和郎
本社所在地 瀬戸市東横山町119番地1
資本金
事業内容 協同組合組織による金融業
従業員数 1329名

CSRの取り組み内容

◆社会貢献活動

当金庫のシンボルフラワーである「スミレ」苗を、営業地域の保育園・小学校などに寄贈する活動を始めとして、小学生等に対する金融教育の実施や堀川の浄化活動など、長年継続的に地域貢献活動に取り組んできた。特に「スミレ」苗の寄贈活動は50年以上継続しており、信用金庫協会の地域貢献賞を受賞している。また、小学生等に対する金融教育についても10年ほど前から継続実施しており、「お小遣い帳のつけかた」から「大学等で必要になる学費について」など、対象

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となる学年に合わせて、金庫職員が出前授業を実施している。本業に即した地域貢献活動として定着しつつあるようだ。

 

堀川の浄化活動については、一見関連が無さそうに感じられるが、かつては名鉄瀬戸線と堀川の

舟運を利用して瀬戸の陶器を輸送していたということで、取引先から声が掛かったことがきっかけになっているそうだ。

 

 

◆せとしんプロボノプロジェクト

 

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「せとしんプロボノプロジェクト」とは、金庫職員が仕事で培ったスキルや経験を生かした「プロボノ」として勤務時間外に参画し、NPOバンク等とも連携して、地域のNPOを半年間支援する取組だ。毎年50名前後の職員が完全業務外で参画している。金庫職員のスキル・経験を地域のNPOの運営に役立ててもらう取組であることは当然だが、プロボノとして関わる職員への人材育成としても機能している。プロボノとして関わる職員は、この取組を通して、これまであまり接点がなかった地域のNPOとつながる機会を得ることができる。地域にどのような社会課題があり、それに対して地域のNPOがどのようにアプローチしようとしているのか、ということは、通常の営業活動ではなかなか捉えることができなかった。このプロボノプロジェクトが、それを直接捉える機会となっている。さらには、この取組がきっかけとなって融資に至った案件もあるという。職員からも「最初は慣れないことなので不安が大きかったが、進めていくうちにやりがいを感じるようになった。」という声が聞かれており、地域のNPOを支援することで、職員の力を高めることにつながっているようだ。

 



CSRに関わる経緯・動機

信用金庫は営利企業である銀行とは違い、協同組合組織による地域金融機関である。営業エリアは定められた地域に限定されており、「景気の良い地域を選んで新規出店する」ということは許されていない。そういった意味で、当該地域の経済が発展しなければ金庫の業績を上げていくことはできず、地域の繁栄なくして金庫の繁栄なし、と言っても過言ではないだろう。まさに地域と一心同体なのだ。そういった意味で、金庫がCSRに取り組むのは至極当然のことであり、業務の一環として位置づけられていると言えるだろう。

 

個々の取組実施については、各部・各職員からの提案が主だという。CSRというと、トップダウンでの取組が多い傾向があるように思うが、ボトムアップでの取組推進が瀬戸信用金庫の特徴ではないだろうか。

今後のビジョン

金融機関の立場でできるCSRには積極的に取組んでいく方針である。最近では、瀬戸市の空き家率が高いという地域課題に着目し、「空き家対策ローン」という新商品も開発した。空き家を取り壊すなどして新しい利用に転換する動きを後押しするものだ。

社員の声

プロボノプロジェクトなど、本業である金融業に関連した活動においては、日々の業務で培ったスキルや経験を生かして地域の課題解決に貢献するということで、職員にとっては直接的な自信につながっている。また、その他の地域貢献活動においても、「金庫が、そして金庫職員が地域の一員である」ということを再確認する機会になっているそうだ。