企業情報

商号 株式会社中日メディアブレーン
会社設立日 1998年(平成10年)3月17日
代表取締役 江口 敬一
本社所在地 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-11-30 セントラルビル5F
資本金 1,000万円
事業内容 ・生活情報紙、環境情報紙、シニア情報紙の編集制作・発行
・広報紙の編集制作
・プリントメディアの制作発行、出版編集企画
・各種DMの企画配布、販促イベントの企画、SPツール・WEBサイト制作
・CSR支援、地域づくり支援、産学官連携事業の企画・運営
・シニア向会員倶楽部運営
・シニアマーケティングソリューションの開発・提供
・WEBマーケティング支援ツールの提供
従業員数 12名

CSRの取り組み内容

環境:環境情報紙「Risa(リサ)」の編集制作・発行
コミュニティへの参画:生活情報紙およびシニア情報紙「ローズ」の編集制作・発行、シニア向会員倶楽部「ローズ倶楽部」運営、「なごやマスターズデイ」運営支援、「名古屋マスターズ・カレッジ」運営支援、地域づくり支援(北海道檜山郡厚沢部町、北海道石狩郡当別町)、リサイクルプラント見学会開催

 

「情報誌を通して、地域、社会、人々の幸せに貢献する」

中日MB_Risa.jpg中日メディアブレーンの出版する情報誌(フリーペーパー)は、中日新聞社の全面的な協力により名古屋市内の各家庭および事業所に朝刊折込として約54万部配布できることが情報発信媒体としての強みであり魅力である。環境情報誌「Risa(リサ)」は、名古屋市の「ごみ非常事態宣言」をきっかけに1999年創刊されたリサイクルから「環境」をテーマとした月刊情報誌である(タブロイド判8ページ)。掲載される記事は、環境関連の特集のほか、リサイクルステーション(中部リサイクル運動市民の会など主催)・古紙リサイクルセンター(愛知県古紙協同組合主催)・フリーマーケットの開催情報、環境問題の旬な話題や難しい専門用語をやさしく解説したものなどである。

シニア情報誌「ローズ」は、日本で介護保険が始まった2000年に創刊された「元気に明るく第二の人生を送る人たち」を応援する月刊情報紙である(タブロイド判8ページ)。元気な熟年世代に向けて、食や健康、旅、福祉、ボランティア活動などに関する記事を掲載している。

 

地域づくり支援(中京圏と北海道をつなぐ交流活動)

社会的情報誌を発行するに留まらず、同社は地域づくりにも乗り出している。過疎化が進む地方では、取り組むべき地域課題が山積みだが、人材は不足しがちであり、自力では新しい事業・ビジネス・地域産業の創出は困難になっている。一方、都市には、自分のアイデアで事業を起こしたいが、都市生活でのコストを考えると起業に踏み切れずにいる人材がくすぶっている。
そこで中日メディアブレーンでは、両者をマッチング、コーディネートすべく交流活動を始めている。2013年11月には北海道石狩郡当別町企業視察ツアーを実施し、これには中京圏の環境、福祉系企業・団体が参加した。「人が手を付けていないことを始めるのが面白い。ただし、お金になるまでには時間がかかる。そうなると社内では『社長、それはご自分でやってください』といわれる。」と江口社長は笑った。

中日MB厚沢部.jpgこの他には、「世界一素敵な過疎の町」を目指す北海道檜山郡厚沢部町と中京圏の交流活動を進めている。2013年は厚沢部町が主催する「愛知学院大学・同朋大学合同アウトキャンパス」(9月)、「即決!婚活ツアー in 厚沢部」(11月)を支援し、厚沢部町魅力発見女子隊PR事業(2012年4月~2013年3月)に協力した。「いつも必ず自治体さんと話すのは、成果を前提としてやりましょうということ。ただの交流事業で終わっては駄目。大学が関わって厚沢部の商品が中京圏で売れた、取引先ができたといった成果が大事。」と江口社長。

1999年環境情報紙『Risa(リサ)』創刊
2000年シニア情報紙『ローズ』創刊
2006年「大地震サバイバルブック」(176万部)発行
2007年「防犯セーフティーブック」(126万部)発行
2009年シニア世代向会員クラブ「ローズ倶楽部」設立
ごみ非常事態宣言10年誌「なごやの熱い日々」制作(名古屋市発行)
「わかりやすい 生活習慣病の基礎知識」(37万部)発行
「緊急対応マニュアル」(46万部)発行
2010年「あだち広報」平成22年度東京都広報コンクール最優秀賞受賞
2011年「見る知る分かる地震行動マニュアル」(86万部)発行
2012年「なごやマスターズデイ」が環境省のカーボン・オフセット認証取得支援先に採択
北海道檜山郡厚沢部町との交流活動開始
2013年北海道石狩郡当別町との交流活動開始

 

企業としてCSRが成り立つには

経済性と社会性がきちんと統合される、させることが一番難しい
中日MB_江口社長.jpgシニア情報紙「ローズ」から発足したローズ倶楽部は、「シニアの生きがいづくり、出会いの場つくり、学びの場つくり」を理念に掲げ、シニアの活性化を合言葉に年間を通して、さまざまな講座やイベントを開催している。対象となる50歳以上の会員数は1,000人以上、2013年には年間延べ約5,200人が講座やイベントに参加した。各地方の自治体、観光協会、非営利団体などとも連携し、田舎暮らし説明会や、名古屋市在住の会員と自然豊かな地方をつなぐ交流イベントなども実施している。しかし、経済的な成果はあまりなく、収支とんとんといった所。「4、5年やって利益が出ないのであれば、事業にはならない。会社として許されない。良いことをやっているから会社は赤字でも良いとも思っていない。税金を払わずしてCSRを口にできますか?」江口社長曰く、利益に結び付ける部分をどう進めていくかが肝であり、課題である。

 

今後のビジョン

シニアの経験資産を資源に変えるつなぎ役に
中日MB_講座.jpg定年退職したシニア世代は社会で培われた40年程の経験と知識がある。今後、地域や社会の課題解決に利用可能な資源として、シニア人材の経験資産を活用できる仕組み作りに取り組みたいとのこと。具体的には個々人が持つ(活用できそうな)人生の中で蓄積された技能や体験などの経験資産を登録、解決すべき課題に必要な知識・スキルとマッチング、あるいは登録したシニア同士がグループを形成し事業を展開する、そのような仕組み作り、プラットフォームになりたい。「自身では大した経験資産がないと思っていても、小さな企業やNPO法人などでは、日常的な困りごとが意外に多い。月1、2回程度出勤し、お小遣い程度稼いで、自分の経験を活かせて、年金の足しになる。専門的な知識や経験があれば上手に話して伝える技術を身につけるだけで、(専門の範囲で)企業の社員研修などを請け負えるかもしれない。地域課題の解決になる、自分の経験が地域に還元される、そんな仕組みがあるといいかな。」と江口社長。

 

社員、地域の声

社員の声
「より良き企業市民」であるために

毎月250万部近い情報誌の編集に携わる、働き甲斐と媒体のもつ社会的な責任の重さを絶えず感じながら業務にあたっています。自分自身としては、情報誌の発行を通し、仕事をしながら子育ても両立できるような社会作りに貢献できればと考えています。
(岡 真理子 編集部)