企業情報

商号 角文株式会社
会社設立日 昭和35年8月10日
代表取締役 代表取締役社長 鈴木文三郎
本社所在地 愛知県刈谷市泉田町古和井1番地
資本金 80,000,000円
事業内容 総合建設業・不動産開発業
分譲マンション事業、分譲住宅事業、住宅リフォーム事業、官公庁・商業施設・医療施設等の建設・施行、土地活用など
従業員数 125名

CSRの取り組み内容

◆社員が楽しみながら参加する社会貢献活動

会社の敷地内にビオトープを造設し、地域や小中学校に蛍の飼育指導を行ったり、豊田市足助町の「水源の森」と呼ばれる約110haの森林で間伐や植林を行うなど、地域に密着した環境保全活動を実施している。

中でも独創的なのが、同社が作成したオリジナルの資料を使用して行う小学校での授業だ。刈谷市内を流れる逢妻川に出かけ、子どもたちは川の生きもののの採集をしたり、水質調査やごみの分類調査などを行う。社員も一緒になって授業に取り組み、環境学習の日には、120名の子どもたちを20名ほどの社員がサポート。担当する社員は毎年変えており、社員研修も兼ねて実施しているとのこと。その効果もあり、同社社員の環境意識は毎年向上しており、愛知環境賞優秀賞でもこの点が高く評価された。


◆社会貢献活動を環境事業へ生かす

同社ではこうした環境活動を実施するだけで終わらせることなく、自社の事業に結び付けていることが特長だ。豊かな自然環境とともに暮らすことのできる環境共生マンションや、小学校や公園のビオトープの企画開発などがその例だ。形式的な緑化ではなく、実際に蛍が生息できるビオトープの造設は、環境活動を通した社員の環境意識の向上や、身につけた知識や技術がなければ成しえないものだ。



CSRに関わる経緯・動機

同社では、「都心に住みながらも自然を身近に感じたい」というお客様の声から『環境共生マンション』エルグランデ刈谷OXIAを2000年に企画開発した。これをきっかけに、環境のバロメーターといわれる蛍に注目。創業140周年となる2003年には本社の敷地内にビオトープを増設。飼育したホタルの幼虫をビオトープ内で近隣の小学生と一緒に放流する環境学習や、蛍の生態研究を続けている。

 

企業としてCSR活動を継続して成り立たせるには

同社はCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)活動の一環として、CSR活動を環境共

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生マンションの企画開発・商品開発に活かしているという。「エルグランデ刈谷OXIA」「エクセルグランデ泉田」「マンサール白山」といった、同社が企画開発した環境共生マンションは、「豊かな自然環境を日々の暮らしの中に取り込む」ことを理念とし、屋上緑化やマンションの敷地内でホタルも棲めるようなマンションとなっている。CSR活動は社員の環境意識を高め、環境技術や知識を生かした事業ができる人材育成につながっており、同社の発展において欠かせない活動となっているそうだ。

 

 

今後のビジョン

社員が環境活動に携わることで環境に対する意識が高まり、技術力も蓄積される。その意識や技術がまた同社の事業や環境活動の発展につながっていく。「社会貢献活動を全社員が楽しみながら参加することにより、社員の環境意識が高まりそこから生まれる角文独自の環境技術や知識を自社の環境事業へ進化させ、社会に還元することで、社会貢献を行っていきたい」今後も同社はこの方針に基づいて環境活動を継続していくという。

同社へはビオトープの造設指導や環境学習へのアドバイスなど、県内の行政や小中学校から寄せられているという。また、2015年2月には地元刈谷市において中心市街地の活性化を目指した市有地の再開発事業に、同社が代表企業である「刈谷中町まちづくり共同事業体」が提案したプランが選定された。分譲マンションに商業施設やデイサービス、保育所等からなる複合施設に、ホタルガーデンを設けた。今後も、同社は地域社会の環境意識の高まりに応えた事業展開をしていく。