企業情報

CSR指標
株式会社エステムの指標グラフ図
商号 株式会社エステム
会社設立日 昭和45年(1970年)7月
代表取締役 代表取締役会長 鋤柄 修 代表取締役社長 東口 享
本社所在地 〒457-0821 名古屋市南区弥次ヱ町2丁目9番地の1
資本金 7,000万円 
事業内容 水処理施設維持管理 環境ソリューション 環境調査分析 環境コンサルタント業務 広域管理システム 公害防止および資材販売 他
従業員数 423名(出向、派遣等含む) 2009年10月1日現在

CSRの取り組み内容

エステムのCSRは本業である排水処理を通じて地球環境を良くすること

今回お相手頂いた由利信太郎常務取締役への取材開始に当たり、そもそもCSR(企業の社会的責任)とは何かという問いからインタビューが始まった。

「当社は古くより植林活動、清掃活動、環境フォーラムの開催等、本業以外での環境に関するボランティアを行ってはいるが、エステムのCSRは本業である排水処理を通じて地球環境を良くすることであり、それが当社の存在理由である」

と由利常務は断言された。各種環境プラントの運転管理、技術支援、試運転調整、コンサルティング、設計・施工監理等々、創業以来40年の長きにわたり、官民問わず排水処理のパイオニアとして事業を継続してきた自負が伝わって来た。社会に必要な重要な仕事でありながら社会的認知度の低い排水処理業界の将来に危機感を持ち、20年前から毎年新規採用を行い、延べ200人近くの若者を雇用し育成してきた自信も伺えた。

 

エステムサービス


1991年環境をテーマにしたイベント「環境フォーラム」の開催開始(今年で19年目になる)
1990年自主清掃活動開始(毎週火曜日の朝礼後に社員が本社周辺のゴミや空き缶拾いを行っている)
1996年中国国内モンゴル自治区での植林事業「緑の協力隊」に参加開始
1999年「地域清掃ボランティア」への参加開始(毎月1回、最寄駅周辺まで清掃活動を行っている)
2003年5月名古屋市エコ事業所に認定される。(認定番号00166)
2008年2月名古屋市エコ事業所優秀賞受賞

CSRに関わる経緯・動機

エステム社長画像

「仕事でCSRを実現していると確認をしたのは25年前のCI(コーポレイトアイデェンティティ)を固めた勉強会に遡る」と由利常務は言われた。その勉強会は若手社員が中心となり、「何のためにこの会社は存在するのか」を問い、みんなでエステムの経営理念を作ったことから始まった。企業活動を維持していく為には利益は必要ではある。しかし企業活動の目的は利益ではない。「水処理を通じて地球環境を良くしていく」為に当社はある。だからこそ教育投資・地域への社会貢献を積極的に行い、水を中心とした環境保全事業を推し進め、自然環境、生活環境の保全を具現化する仕事を通じて社会に役立つ。

創業者の創業の想いが次世代の社員の力で経営理念という形になり、エステムグループの事業の精神的な柱となったと思われる。

企業としてCSRが成り立つには

 

エステム植林.jpg
高い品質のサービスを提供して信頼を得る
「企業としてCSRが成り立つ為にはどうしたらいいのか」という質問を由利常務に投げかけてみたら、「お客様に高い品質のサービスを提供して信頼を得ること」と迷いなく答えが返ってきた。「同業他社が御社より安い値段で参入してきたらどうされますか?」とあえて意地悪な質問を重ねてみたが、「お客様に、良いものを安く提供するのも企業の社会的責任なので、協力会社とも連携をして高い品質のものを提供できるよう努力する」と答えられた。「環境関連法規制等の遵守は当然であり、まだまだ品質改善の創意工夫の余地があり、コストを減らしてお客様の信頼を勝ち得る自信はある」とも言われる。排水処理の技術には長年の経験が要求され、エステムが培ってきたノウハウの蓄積が、地球環境負荷低減活動に大きく貢献して来た実績がその発言を裏付けていると感じた。

今後のビジョン

「水処理で培ったノウハウで環境に負荷をかけない農業とエネルギーに取り組みたい」

と由利常務は言われる。

水資源の豊かな日本では余り知られていないが、渇水問題が地球上でのもっとも大きな環境問題と言われている。膜を使った水を濾過するシステムは日本独自のものであり、水処理のエンジニアリングのソフト(運転管理)は充分世界で通用する。「エステムという法人の形に拘らず環境分野のNPO法人とも連携をして研究開発を重ねながら、世界の農業とエネルギー分野での環境問題解決に貢献したい」と意気込む由利常務の力強い発言に、エステムという企業の未来の可能性を感じた。

社員、地域の声

環境フォーラム参加者の声

エステムが主催する「環境フォーラム」の参加者アンケートを見ると、エステムがこのフォーラムで伝えようとしている事が、間接的にも伝わってくる。

普段の生活において、ここまで詳しく環境について情報を得ることが困難なので、参加することはとても意味のあることだと思いました。(参加者)
ひと口に環境といっても、他の分野とからみ合って、環境という分野が成り立っているということが分かった。(参加者)
環境はビジネスと一緒でないと成り立たないことがわかった。(参加者)
温暖化の問題に対する考え方が少し変わったと思います。温暖化の変化に対応することが大変であり、難しい。(参加者)